アヤックス×ユトレヒト [football]

アヤックス×ユトレヒト 0-2

アヤックスはデ・フールのホーム無敗をかけて、ユトレヒトは2試合連続アヤックス相手にダブルという未だにフェイエノールトしか果たせていない記録をかけて戦ったこの試合。

ユトレヒトは2トップにボールを当てて守備は最終ラインがしっかりと4人揃ってという非常にシンプルな展開をみせる。
一方のアヤックスはエリクセン、テオ・ヤンセンが起点となって攻撃を作りたいようだったがユトレヒトの守備陣にスペースを消されてバイタル直前まではボールが進むもそこからは右へふったり左へふったりと各駅停車なパス回しで結局相手ボールになってしまうということが多々あった。
アヤックスがボールをキープしてこのままの流れで前半は進んでいくのかと思われた直後の40分、左サイドからのクロスをアヤックスGK、フェルメールが弾いてそれをデュプランが詰めてユトレヒトが先制。
試合開始早々の何ともないヘッドをファンブルしていたフェルメールはその不安定さが最悪のところで露呈してしまった形に。

まさかのユトレヒト先制でゲームは後半へ。
後半頭からアヤックスはテオ・ヤンセンに替えてデルーロを投入。
ヤンセンとエリクセン、2人のゲームメイカーのうちエリクセンを採用したという形か。
トップを張っていた、シヨム・デヨングが一列下がってヤンセンの位置でプレー。
この選択自体は間違っていませんでしたね、前半このデヨングは2人のユトレヒトDFに挟まれてまったく仕事を出来ていませんでしたし、それで下がってボール受けても誰も前にいないし、中盤のスペースは圧迫しちゃうしで全然でしたから。
そして、後半スタート。
デルーロがトップに入ったことによってますます裏へのパスを強めてきたアヤックス。
しかし、ユトレヒトの守備が固くまったくシュートまで行けません。
そうこうしているうちに左サイドから崩されて最後はまたしてもデュプランに決められて0-2と窮地に立たされます。
このシーンはアヤックスのDFが右にズレたというよりもコッペルスがデュプランよりも内側にいたデムーヘに気を取られ過ぎて外から上がってきたデュプランに気づかずにフリーで撃たせてしまったのが原因でしょうね。
4人ぐらいいましたし、デムーヘの周りに。
そして窮地に追い込まれたアヤックスですが、特に慌てる風もなくスレイマニ、ブリキンと選手を投入して試合終了。

ユトレヒトの守備を褒めるのも良いですがアヤックスにも問題はたくさんありました。
まず、中央で手詰まりになった際になぜ+αの選手が飛び込んでこないのか。
8人ぐらいで守りを固めるユトレヒトに対してアヤックスは中央でボールを持たされる印象がすごくありました。
そこでサイドバックなりボランチのエノーなりが上がってくればそれでスペースが出来たりしたはずですなのに失点のリスクを恐れてか(もう失点してるのにリスクもなにも…)サイドバックが全く上がらないし上がってきても遅いのでボールロストの後に追いつく→そこのスペースを突かれるといったことが多かったです。
そこらへんはエノーなりエリクセンなりがカバーしていたので大事に至るシーンは少なかったですが。
後はミドルシュートの少なさも際立ちましたね、おそらく撃ったのはエノーの1本のみだったのではないかなと思います。
これも基本的なことですが、シュートを撃つちう意欲を見せることによって相手は絶対に詰めなくてはいけない場面と言うものが出てきます、そこで味方の選手がその詰めてきた選手のスペースなりに入るなどしていけば綻びが出てくるのでそこをデルーロなり途中出場のスレイマニなりがつければ面白かったんじゃないかなと。
多分、アヤックスはオープンな戦いになれば面白い試合をしてくれるはずです。
ただ、守備を固めてくる相手に関してはもっと工夫が必要かなと。
それとエリクセンは前目でもっと自由を与えても良い気がしなくもない。
守備に奔走する場面が多々目につきました。

ELは正直、ユナイテッドが余裕で勝ってしまうのではないかなと。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。